子どものことを思うと再婚したほうがいいのではないか…。
なんて、悩みが湧いて出てくるタイミングってあるものですよね。でも子どもの性格、性別、そして年齢や時期などいろいろなことが頭をよぎり、気付いたときには堂々巡りをしていることもあるはずです。
大切な子どものことを1番に考えるからこそ答えを見つけ出すのが難しい気持ち、とってもよく分かります。
でも1人きりで子連れ再婚について悩んでもストレスになってしまいますし、親としての人生だけでなく、自分自身にとっての人生も同じように大切に考えてもらうよいきっかけになれば嬉しいです♪
子連れの再婚だから…と気後れせずに、成功を収めた先輩たちの生の声を聴いてみてください。これから成功者の体験談をご紹介していきます。
同じ境遇だからこその秘訣をぜひ参考にしてみてくださいね。
子連れ再婚の成功の秘訣は?成功者の体験談を紹介!
子連れ再婚の成功の秘訣①
【子どもが信頼できる相手であることを1番に考えました】
息子にとっては新しい親である以上に“知らない人”であるということ。きっと突然、「お父さんになる人だよ。」と紹介したところで、信用できるようになるまでは時間がかかると考えました。
子どもにだって好き嫌いはもちろんあることで、無理強いしてしまえばお互いこの先、円満に過ごすことは難しくなると感じていました。
だから私は再婚に至るまで、この先夫婦としてうまく合う相手かを知るためにカップルとして過ごす時間も大切にしましたが、同じくらい息子とも一緒にたくさんの時間を過ごしてもらいました。
お互いに少しずつでも相手のことを知るうちに楽しく笑いあえるようにまでなってくれ、息子の緊張感もなくなったように感じました。たまに男同士2人でお出かけできるようにまでなってくれました。
そうなるまでに丸々1年半ほどの時間が経ちましたが、ムダになったとは思いません。
むしろ自分の夫としてはもちろん、息子に対して愛情をもってきちんと接してくれる姿を見て、この人を選んだことに安心できました。
息子自身も今では中学生になりましたが、父親として慕っていて、男同士ならではの相談もできる仲のようで今でも幸せに暮らしています。
子連れ再婚の成功の秘訣②
【再婚相手とだけでなく、相手の両親や親戚とも仲良くやれるのかを考えた】
再婚を考えたときに、子どもと相手の関係性についてよく頭を悩ませました。お互いあくまで他人同士のスタートですから、なかなかすぐに打ち解けることは難しいだろうと思っていました。
それ以上に相手の両親の気持ちや親戚付き合いまでも考えないと…と不安がよぎりました。
やはり再婚したら父親とだけでなく、祖父母とも仲良くいい関係性を築いて愛してもらえるのが子どもにとっても幸せなはずと思っていたからです。
だから私は再婚したいと思ったときに今の主人に元夫と別れた経緯と、子どもに対しての本音を聞いてみました。主人としては自分の子どもとして育てていく決心はついているとのことでした。
この機会に子どもや将来についてもしっかり話し合おうと決め、主人との間には子どもを作らないことも決めました。
やはり愛する人との子どもが欲しいと思う反面、子どもに対しての愛情の差が生まれることは避けようとなったからです。
今考えてみても主人の考えはとても深いものであったと感じます。主人が実の子どもとして愛情を注ぐ誠意を見せてくれたということですからね。
そんな話し合いをした後日、しっかりと主人の両親にもお話をしました。はじめは“連れ子までいる人との再婚”とあまりよい心象はなかったようでしたが、離婚した経緯なども隠さずにお伝えしたうえで2人の考えや決めたことも聞いてもらいました。
お互い話をしていくうちに両親も、「2人がそう決めたならそうしなさい。〇〇ちゃんも孫としてきちんとかわいがってあげたい。今度は一緒に連れてきて、少しずつおじいちゃんおばあちゃんと思ってもらえたらいい。」と嬉しいほどに理解を示してくれました。
私が今回再婚してうまくいったのは、再婚したときに主人だけでなく両親方にも家族として迎え入れてもらえたからこそだと思います。
別に暮らすのだから関係なし!と蔑ろにしていたら、きっとお互い避けあうようになってしまっていたでしょう。子どもはもちろんパパ!と呼び、時にはケンカをしたり、一緒に出掛けたり…実の親子のように仲良くしてくれています。
孫として迎え入れてくれた祖父母とも学校行事に一緒に参加したり、ステキな関係を築けています。
子連れ再婚で成功する為に気をつけるべき事とは?
再婚となると慎重になりますよね。簡単には踏み出せず、何かと悩んでしまいます。
そして子どもがいる子連れの再婚となると、自分だけではなく子どもの気持ちも大切になりますし、より失敗が怖くなる気持ちが大きく不安になるのではないでしょうか?
そんな子連れの再婚で気をつけるべきポイントをいくつかご紹介していきます。
またポイントごとにゆっくり考えてみると、今の悩みを解決する糸口にもなりますよ。
再婚相手が本当に自分に合う人か見極めが大切
子連れの再婚の場合、子どもを想うばかりに子どもの気持ちを重要視する方が多いですよね。
子どもに悲しい思いもさせたくないし、幸せに過ごしてほしいと願うのが親心です。しかしそんな子どももいつかは大人へと成長し、親元を離れていきます。
いつかその日が訪れたとき、夫婦で仲睦まじく過ごすためには“自分自身の気持ち”が本当に大切なものになります。
子どもにとって“父親”という存在になる人を見極めることは確かに大切なことです。
しかし子どもの父親であると同時に、自分の人生におけるパートナーとして共にきちんと生活していけるのかも大きな問題です。
子どもを想うあまり、自分の気持ちは後回しにしていませんか?
父親としてぴったりだからと再婚を決意してしまうと、自分の気持ちを押し殺して生活することになり、息苦しくなる日が来てしまいます。
子どもの気持ち、そして自分の気持ち。その両方をセットにしてから、じっくり考えてみてくださいね。
どちらの気持ちも“この人!”となったとき、本当の幸せが訪れるはずですから。
元旦那の悪口は言わない!
「悪口」と聞いて気分のいい人はいないですよね。どうしても悪い印象にしかなりません。
そんな悪口ですが、元旦那の悪口を再婚相手に言うのは避けましょう。どんなに相手が不誠実であったとしても同じです。
そんな元旦那との子どもを一緒に育ててくれる相手は、子どもに対してマイナスのイメージが生まれてしまいます。愛情をもって接してくれている関係性を壊すことにもなりかねません。
また元旦那の悪口は子どもの成長においても悪影響です。
それだけではなく、再婚相手にとっても悪口がプレッシャーになってしまうことをご存知ですか?
夫としても父親としてもしっかり役目を果たそうとしてくれる人ほど、「自分もこう思われてしまうのか」と嫌気がさして逃げ出してしまうことも少なくありません。
悪口がよいことにつながることはありませんので、やめておきましょうね。
子どもと関わる時間を増やす
再婚を決意するまでには、さまざまなことを悩んでの繰り返しになりますよね。それは子どもにとっても同じことです。
相手を初めて紹介するときも子どもにとっては知らない人との対面になりますよね。
子どもなりにも気を遣い緊張しています。そんな状況は少なからず、子どもにストレスや不安を感じさせてしまいます。
親がしっかり子どもと向き合い、遊んだり関わる時間をきちんとつくることで子どもは安心感を得られます。
子どもと過ごす時間が減少していくと、不安が募るだけでなく父親になる再婚相手に対しての不信感も強まります。愛情をもって接することで父親として再婚相手を受け入れやすくなるのも事実です。
子どもにとって親の存在が大きいからこそ、「ママがとられてしまう」と再婚相手に敵対心に似た感情を抱く子どもも少なくありません。
しっかりコミュニケーションを取りつつ、再婚について考えていることを子どもの年齢に合わせた伝え方で少しずつ伝えていきましょう。
また子どもと関わる時間を増やすことでプラス効果になるのは、再婚相手も同じです。いずれ父親になるからこそ、お互いを知る時間が必要です。
子どもは幼くてもしっかり大人のことを見ているものですし、小学生ほどになると母親を守りたい気持ちも大きくなるのでより濃密な時間を過ごすことによって信頼関係も築けるようになりますよ。
結婚前によく話し合う
結婚するからにはしっかりと話し合いをしておくことが重要ですよね。
子どもがいるからこそきちんと話し合わないと、後々「こんなはずじゃなかった…」なんてことになってしまいます。
子どもがいるからこそ、しっかり将来を見据えておきたいですよね。
そこで結婚する前に相手の人と話し合っておくべきことを紹介します。
① お金の管理
これから家族として生活を共にしていく以上、愛情ももちろん大切ですが「お金」についてしっかり話し合いをしておく必要があります。
「そんな話をしたら引かれちゃうでしょ?」と思う方もいるかもしれません。
でも生活費は毎月必ず必要になりますし、子どもがいるからこそ学業や節目の祝い事など、お金の問題は必ず関わってくることになります。
話し合いを後回しにしていると、子育て費用に「こんなにかかるの!?」と相手が驚き、トラブルになる場合もあります。
金銭面の悩みは根深くなっていくものですから、スタートするときこそきちんと話をするチャンスです!
今後のお金の使い方や貯め方、家計管理についてなどあまり口にしないものこそしっかり本音で話し合うことで、今後の関係性も向上しますよね!
② 子どものしつけや教育方針など
子どもに関することはきちんとお互いに理解し合うことが絶対に必要です。
近年では再婚相手とのトラブルが原因で子どもに矛先が向き、最終的に虐待につながるケースまで起きてしまっています。
だからこそしつけの範囲についてしっかりと決めておくことが重要です!
親が一貫したしつけを行わないと、子どもだって何を信じたらいいのか分からなくなりますよね。
またそれだけではなく、教育方針についてもお互いの意見を確認し合っておくことが重要です。
進学についても考えておかないと学業資金の貯金ができませんし、子どもが成人するまでにかかってくるお金について把握しておきましょう。
③ 結婚後の妻の仕事
再婚したのち、どのような生活スタイルを築いていくのかを考えるうえで重要なポイントが「妻の仕事」ですよね。
現代では専業主婦を望む方だけでなく、自分の誇りある仕事を辞めず続けたい方も多いですよね。そんな妻の仕事を今後どうしていくか話し合っておきましょう。
夫側の意見もしっかり取り入れることで円滑に話が進みますし、家族の基盤になります。
自分の仕事に対する意見をしっかりまとめてから話し合いをしましょう。
曖昧な言葉では相手に思いが伝わりませんよ。
子どもの気持ちをしっかり確かめよう
子連れの再婚は自分自身の気持ちと同じくらいに子どもの気持ちが大切です。
「子どものことも考えて選んだ相手だから大丈夫!」と思っても、子どもの気持ちも必ず同じとは限らないのが現実です。
まだ幼い子どもであればそこまで長い時間を必要とせずに再婚相手と打ち解けられるかもしれません。
でもある程度の年齢になると、子どもにとって父親は別であり、悪気がなくともしばらくは「知らないおじさん」のような感覚です。
無理に父親だと言い聞かせる、一緒に過ごさせるのではなく、ゆっくり時間をかけて子どもの気持ちに寄り添いましょう。
再婚相手にも無理に父親としての存在を求める必要はありません。お互い手探りでゆっくり理解していくことで、自然と自分たちなりの特別な関係が築けていければいいと思います。
“父親”でなくても子どもにとって信頼でき、落ち着ける存在であればそれで十分です。そんなステキな関係が築ければ、子どもが大人へと成長する間に間違いなく「親子」になっているはずです。
まとめ
いかがでしたか?
子連れの再婚に不安や葛藤を感じているのはあなただけではありません。
あなたと子どもの気持ちを大切にしてくれる相手とのご縁は大切にしてくださいね。
気後れせず、あなたと子ども、そして運命の相手と幸せな家庭を築けることをお祈りしています!
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