せっかくサロンでヘアカラーをしたのに、一週間で色落ちてしまったという経験をしたことがありませんか?
こういった経験をしたことがある方、意外と多いと思います。
2週間以内なら無料で染め直しをしてくれる美容院も多いですが、短期間で何度もヘアカラーをすると髪も傷んでしまうし、すごく残念な気持ちになりますよね。
ということで今回は、ヘアカラーの色落ちする期間や原因、対策についてみていこうと思います。
ヘアカラーの色落ちに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ヘアカラーの色落ちする期間はどれくらい?
「ヘアカラーの色落ちする期間=染め直した方が良い期間」は、一般的に一ヶ月から二ヶ月と言われています。
色落ちがしやすいアッシュ系だったり、日差しや海水、プールの塩素などで髪が傷みやすいものは一ヶ月ほど、ブラウン系、秋冬頃は二ヶ月ほどを目安に染め直しすることが推奨されています。
思ったよりも早くてびっくりしませんか…?(^^;;
実は、染めてから一ヶ月ほど経った髪色はほとんどが、「抜けきった色」なんだそうです。
サロンに行った直後に写真を残してもらうとわかりやすいのですが、一ヶ月後にはほとんど別の色になってしまっています。
せっかく高いお金を払ってヘアカラーをしたのに、それでも一ヶ月しか持たないと思うとなんだか残念ですよね。
ヘアカラーが一週間で色落ちする原因は?
では、ヘアカラーがなぜ一週間で抜けてしまうのか、原因をみていきたいと思います。
1、 シャンプーの成分や仕方
2、 ドライヤーやヘアアイロン
3、 生活週間
4、 髪の毛質や傷み具合
それぞれ詳しくご紹介していきます。
シャンプーの成分や仕方
まずは、シャンプーの成分です。
薬局などで販売している洗浄力の使い界面活性剤を使っているシャンプーは、洗浄力が強いため髪から染料を落とす力も強く、色落ちの原因につながります。
逆に、アミノ酸界面活性剤などの洗浄力が弱いシャンプーは、髪から染料を落とす力も弱いので、色落ちしにくいということになります。
また、紫シャンプーやシルバーシャンプーなどの染料が入っているシャンプーは色が髪に少し入ってくれるのと、洗い落とす成分も少ないので、より色落ちを防ぐことにつながります。
ただし、洗浄力が弱いものは、その分頭皮の汚れを落とす力も弱くなります。
洗浄力が弱いと頭皮の匂いがきになったり、かゆみが気になる方もいらっしゃると思います。
そういった方は、洗浄力と色落ちのバランスを見つつ、どんなシャンプーが良いのか担当のスタイリストさんに相談してみると良いかもしれませんね。
ドライヤーやヘアアイロン
髪に熱を与えると、色落ちが早くなります。
ドライヤーで髪を乾かさないと髪が傷む原因にもなるし、かといって熱を当てすぎると色落ちの原因になってしまうのです(^^;;
特にブリーチしたダメージ毛などは、していないものに比べてかなり色落ちしやすい状態にあるのです。
180℃以上のアイロンで巻くとその瞬間から落ちてしまうほどです。
なので、髪が傷んでいる場合には、細心の注意を払う必要があります!
生活習慣
普段から外にいる時間が長い方は、色落ちしやすいです。
なぜ外にいる時間が長い方が色落ちしやすいかというと、紫外線を受けると色が抜けやすくなってしまうからです。
さらに、普段から海やプールに入る方も同様です。
海水やプールの塩素は、髪を傷めるだけでなく、髪の染料を落としてしまいます。
普段からこういった習慣のある方は、ある程度の色落ちは覚悟した方が良いかもしれません。
髪の毛質や傷み具合
髪の毛の痛み具合は、色落ちの原因の最も大きな要因です!
傷んでいる髪の毛はキューティクルが開いた状態になっています。
さらにひどい状態だと、キューティクルが取れた状態になっています。
キューティクルが開いた状態だと、蓋がないのと同じ状態です。
なので、いくら染めたとしても、髪を洗った時に染料が抜け出てしまうのです。
ヘアカラーの色落ちが早いから何度もカラーを繰り返して…、としているうちに、もしかしたら負の連鎖に陥っているかもしれません。
もしも心当たりのある方は、しっかりとトリートメントで髪の補修をすることをお忘れずに!!
ヘアカラーの色落ちを防いで長持ちさせるコツ
では、ヘアカラーの色落ちを防ぐにはどうしたらよいでしょうか?
ヘアカラーを長持ちさせるコツをご紹介したいと思います。
ヘアカラーして48時間はシャンプーをしない
サロンでヘアカラーをした時、「できれば今日はシャンプーしないでくださいね」と言われたことがありませんか?
これはなぜかと言うと、カラーしたての髪はまだ不安定でカラーの定着が不十分だからです。
定着していないまま髪を濡らしてシャンプーをすると、カラーが抜けて色落ちの原因になってしまいます。
本来カラーは定着までに48時間はかかると言われているのです。
48時間髪を洗わないのは難しいですが、せめて、ヘアカラーした当日はシャンプーを控えるようにしましょう。
色がすぐに落ちやすい方は、少しでも長く次のシャンプーまで時間をあけるようにしましょう!
ヘアカラーの色落ちを防ぐカラーシャンプーを使う
毎日使うシャンプーは、実はとっても重要です。
「すっきりと洗い上げるもの」や、「髪のまとまりをよくするもの」などいろいろな種類がありますが、色落ちが気になる方は、「優しく洗い上げるもの」を選んでください!!
成分でいうと、「アミノ酸系」をおすすめします。
サロンではアミノ酸系のシャンプーを取り扱っていることが多いので、一度通っている美容院に聞いてみても良いかもしれません。
また、カラーシャンプーというものもあります。
カラーシャンプーには、髪の毛に色味を足す作用があります。
見た目はかなりカラフルで敬遠しがちですが、色落ちが気になる方はこちらのシャンプーもぜひお試しください。
シャンプー後は必ずドライヤーで乾かす
髪の毛が濡れているときは、キューティクルが開いた状態になっているのです。
つまりこれは、髪の毛の養分や色が抜けてしまいやすい状態ということです。
そのため髪の毛を洗ったら、なるべく早めに乾かすようにしましょう。
また、乾かす際に注意していただきたいのは、ドライヤーを当てる前にヘアオイルや洗い流さないトリートメントをつけることを忘れないでください!!
おすすめのヘアカラー後のトリートメントを後ほど紹介しますね。
ドライヤーの高温の熱は髪の毛を傷める原因になります。
しかし、ヘアオイルやトリートメントをすれば、髪を油膜で守ってくれるのです。
髪のダメージは色落ちの原因になりますので、しっかりと保護してからドライヤーを当てるようにしましょう。
ヘアカラー後のシャンプーは何日目から?正しいシャンプーの仕方も紹介
上記でもちらっとヘアカラー後のシャンプーについて記載しましたが、正しいシャンプーについてより詳しくみていきたいと思います。
ヘアカラー後のシャンプーは何日目から?
先ほども記載した通り、最低でもヘアカラー後シャンプーは24時間はあけてください!
ヘアカラー後、髪は色素を入れる為に膨潤している状態。髪の中に入った色素も、定着しようと働きかけています。
そこですぐにシャンプーをしてしまうと、色落ちの原因になります。
できれば48時間あけるとより良いのですが、できない方がほとんどだと思うので、24時間はあけるようにしましょう。
ヘアカラー後の色落ちを防いで長持ちさせるシャンプーの仕方
意外と知らない方も多いと思うのですが、シャンプーって髪ではなく頭皮を洗うものなのです。
しかも、ほとんどの汚れはお湯で落ちると言われています。
なのでまずは、シャンプーの前にお湯で丁寧に全体をすすぎます。
お湯で髪をすすぐだけでも8割以上の汚れは落ちます。
この時、お湯の温度が高すぎると髪を傷める原因になりますので、ぬるま湯でやるようにしましょう。
そしてその後は、指の腹でマッサージするように頭皮を洗います。
髪も頭皮もとってもデリケートです。
優しく扱ってくださいね(^ ^)
また、夏場はどうしても汗をかいてしまうので、24時間あけることさえ難しい場合もあると思います。
どうしても汗を流したい!という方は、当日はシャワーで軽く流すだけにしましょう。
そして次の日は、シャワーでしっかり流した後にトリートメントだけをつけます。
こうすることで、色落ちもある程度防ぐことができます!
ヘアカラー後のトリートメント
最後に、ヘアカラー後のトリートメントでおすすめの商品をご紹介します。
【N. SHEAトリートメント モイスチャー(しっとりタイプ)】(ナプラ)
「キューティクルはコーティングしてケアするもの」と思い込んでいませんか?
そんな思い込みを一旦捨てて、内側から締めことに着目したのがこの「N. シアトリートメント」なんです。
サンフラワーセラミドが髪の内部に浸透して、内側から接着。さらに3種類の超高圧処理植物オイルや、フラーレン、マジョラムエキスなど保湿成分をたっぷり配合して、さらりと軽く、指通りのよい髪へ導いてくれます。
エヌドットの商品は、ほとんどのサロンでも使われていますよね。
スタイリストさんからも信頼の厚い製品です。
私も普段エヌドットの製品を使っているのですが、香りも使い心地もとても良いのでぜひおすすめです。
まとめ
マスク生活が続く中で、顔のほとんどは隠れてしまいます。
そのため、髪型や髪色はその人の印象の大部分を占めてくると思います。
髪色が抜けてしまっていると、だらしない人という印象を与えかねませんが、逆に髪色が常に綺麗だと、おしゃれな人だなという印象を受けます!
髪の毛はマスク生活の中でも気兼ねなくおしゃれできるポイントですので、しっかりと色落ち対策をして、おしゃれを楽しみたいですね。
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