よくメイクのコツやコスメの説明に出てくる「化粧崩れ」という言葉がありますが、化粧崩れとはどういう状態のことを言うの?と悩んでいる人もいますよね?
そこで今回は、その化粧崩れとはどんなものなのか?に加えて、化粧崩れの原因や対処法や予防法をご紹介していきたいと思います。
これから夏にかけて化粧崩れをおこしやすい時期にもなるので、しっかりチェックして対処できるだけでもお肌を労わることができますよ。
化粧崩れの状態がわからない!メイク初心者でも分かりやすく解説♪
まずは化粧崩れをしている状態はどんな状態なのかご紹介していきます。
この状態をしっかり知っておけば対処も出来るので、これからメイクをもっと楽しみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
✔ 出かける前に塗ったファンデーションが剥げてしまった。
✔ 鼻まわりなどに明らかなムラが出来てしまった。
✔ 粉っぽさが顔に出てきてしまった。
✔ 肌が脂っぽくてかってしまった。
✔ しわなどがくっきり見えてしまう。
上記のような状態をさします。
出かける前はピカピカだったお肌が全体的にヨレっとしてみえると、それは化粧崩れをおこしてしまっている状態になります。
特にマスクメイクの今はファンデーションが剥げてしまうことや、ムラが出来てしまうことが特に多いように感じます。
化粧崩れの原因とは?
では化粧崩れはどうして起こってしまうのか、よくある原因をご紹介していきます。
汗による化粧崩れ
特にこれからの時期である夏場は汗をかくことが増えていくかと思います。
汗をかくことによって肌と密着できなくなった化粧はそのまま流されてしまい、化粧崩れをおこしてしまいます。
またこの汗による化粧崩れは肌の乾燥にも繋がってしまうので、気が付いたら早めに対策と、化粧直しをおこないたいですね。
皮脂による化粧崩れ
コスメ用品は油に溶けやすい性質をしているため、皮脂がたくさん出ているとファンデーションなどが肌から浮いてしまい、結果落ちやすくなり化粧崩れをおこしてしまいます。
ファンデーションを塗る前から皮脂が多いと、塗る時にも密着できなくなってしまうので、化粧崩れをおこしやすくなってしまうので注意したいですね。
乾燥による化粧崩れ
皮脂によって化粧崩れをおこすこともありますが、逆に乾燥していても化粧崩れの原因となってしまいます。
潤いが不足してしまっている状態のため、化粧が肌に密着できずにガサガサになってしまいます。
また肌が乾燥している状態のままだと外からの刺激から守ろうとして、皮脂を大量に出してしまい皮脂による化粧崩れに繋がってしまう可能性もあるため、注意したいです。
乾燥は化粧崩れだけでなく、オールシーズン肌にトラブルを起こしてしまう原因となるため、肌の乾燥には普段から気を付けていきたいです。
厚塗りによる化粧崩れ
しわやシミなどお肌の気になるところを隠すために、ついついファンデーションを厚塗りしたくなりますが、厚塗りしてしまうと大量の汗や皮脂だけでなく、ちょっとした汗でも化粧崩れをしやすくなってしまいます。
マスクの摩擦による化粧崩れ
最近ではマスクメイクが欠かせなくなってきていますが、通常通りのメイクをしてしまうとマスクの繊維とこすれてしまったり、蒸れによる水分で化粧崩れをおこしてしまう場合もあります。
スキンケア後すぐに化粧してしまったことによる化粧崩れ
メイクアップの前に必ずスキンケアをすることを推奨されていて、メイクアップに必要不可欠な工程なのですが、スキンケア後すぐにメイクしてしまうと肌に馴染み切っていない化粧水やクリームの水分や油分で、ファンデーションなどが浮いた状態になってしまうことがあります。
そのためスキンケアをしっかりおこなっていても、化粧崩れをおこすことに繋がってしまいます。
原因別の化粧崩れ対処法を紹介♪
原因はいくつかありましたが、それぞれの原因に合わせて対処法をばっちりご紹介していきます。
対処法を知っていれば化粧崩れを防げる可能性もありますし、化粧崩れが起きたときに対応しやすくなるのでぜひチェックしてみてくださいね。
汗による化粧崩れの対処法
汗をかいたと感じたら出来る限りすぐに、タオルなどで抑えるように拭うと良いとされています。
ただしファンデーションなどがついてしまう可能性があるため、ティッシュなどを使用してもいいかもしれませんね。
抑える時は優しくそっと触れて汗を吸わせる感覚で良いかと思います。
注意点として、タオルでもティッシュでもこするように拭うのはやめましょう。
こすってしまうと化粧崩れも広がってしまいますし、肌荒れの原因になってしまうかもしれないので力加減は注意してくださいね。
皮脂による化粧崩れの対処法
皮脂の分泌が多くなってしまう方は洗顔と保湿から見直してみましょう。
毛穴の余分な皮脂を洗顔で優しくしっかりオフし皮脂汚れを取り除くことで化粧水、乳液などの入りをよくしてたっぷり保湿してあげることが、皮脂によって化粧崩れをおこしてしまうことの対処法となります。
肌本来のトラブルを取り除いてあげることはとても大切です。
乾燥による化粧崩れの対処法
乾燥による化粧崩れが原因の場合、保湿をしっかりおこなうことが対処法として効果があるとされています。
化粧水で水分を与え、保湿クリームでしっかりふたをしてあげましょう。
また、これから夏になるとクーラーのきいた部屋にいる時間が長くなるかと思いますが、クーラーは乾燥の原因となってしまうためこまめに、持ち歩き化粧水を吹きかけてあげると良いかもしれませんね。
厚塗りによる化粧崩れの対処法
厚塗りをして化粧崩れをおこしてしまう方は、厚く塗りすぎず均一にぬることを意識することと、気になるポイントだけコンシーラーやコントロールカラーをポイントぬりするなどして、厚塗りを避けるようにしましょう。
コンシーラーなども厚くぬるのではなく薄めを意識すると良さそうですね。
他に自分の肌と色にあったファンデーションを新しく探してみるというのも、1つの方法となりそうです。
リキッドタイプ、クッションタイプと種類があるので、気になる悩みポイントへのカバーを感じられるものを探してみてもいいかもしれません。
マスクの摩擦による化粧崩れの対処法
マスクの摩擦で化粧崩れをおこしてしまう場合、メイク自体を薄づけにするようにしましょう。
いつもより薄めにファンデーションをぬり、パウダーをつけることで化粧崩れを防止しましょう。
汗をかく夏場などは、日焼け止めにパウダーといった方法でもいいかもしれませんね。
スキンケア後すぐに化粧してしまったことによる化粧崩れの対処法
スキンケアはしっかりたっぷりおこなう必要があるので、スキンケア時間の短縮や量を減らしたりはせずに、スキンケアをして1~2分ほど待った後にメイクをするようにしましょう。
しっかり肌に水分が染みわたってからメイクすることで、崩れにくく化粧のりもよくなるのではないでしょうか。
化粧崩れを防止する対策とは?
化粧崩れの原因とその対策をご紹介していきましたが、化粧崩れをそもそも防止するための対策をこちらでご紹介していきます。
化粧崩れが頻繁におこってしまうという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まず化粧崩れを防止するための工程としてスキンケアを丁寧におこない、乾燥から守ってあげることが大切となります。
日中のケアも大切となるためクリームや乳液、化粧水を持ち歩いておくようにしましょう。
そして自分に合ったファンデーションを選ぶようにしましょう。
■乾燥肌の方にはリキッドやクリームタイプ。
■脂性肌の方には油分が少ないもの。
■混合肌の方は乾燥部分と皮脂が多い部分と使い分けができれば良いので、2種類使用するのがおすすめです。
下地の次にパウダーを仕込み、その上にファンデーションをつけると化粧崩れしにくくなるので、試してみてもいいかもしれませんね。
その他にもストレスや生活習慣によって肌に影響があった場合に、化粧崩れがおきやすいこともあるため、日頃からストレスや生活習慣には気を付けておくことも対策になりそうです。
まとめ
化粧崩れは、繊細な肌がダメージを受けてしまっているサインにも思えます。
崩れている状況がどんなものなのかしっかり見極めてしっかり対処、予防していきたいですね。
マスクメイクが必須な今ですが、マスクを取ってもお肌がピカピカのままでいられる方が気分も上がりますよね。
ぜひ化粧崩れがわからないという方は、今後の参考にしてみてくださいね。
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