香水は付け方によって香り方が変わります。
スプレーじゃない香水の場合、「どのように付けたら良いのか分からない!」「付け過ぎてしまう!」という方もいるのでは?
そこで素敵に香らせるために、スプレーじゃない香水の正しい付け方を紹介します。
また、ほんのり香らせたいとき・しっかり香らせたいときの付け方や注意点も詳しく解説します。
香り美人になるためにぜひ参考にしてみてくださいね。
香水ボトルのスプレー式とスプレー式じゃない違いとは?
香水ボトルはスプレー式のものが多いですが、ボトルタイプ・ロールオンタイプ・練り香水などがあります。
スプレー式の場合はワンプッシュするのが一般的ですよね。
ロールオンタイプや練り香水は、付けながら香りを調整できるので手軽に使えます。
これらの中では、ボトルタイプの香水が特に付け方に工夫が必要といえそうです。
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スプレー式じゃない香水の正しい付け方は?
通りすがりにふわっと良い香りがする女性って、とっても好印象で魅力的ですよね。
でも、自分がどれくらい香りがしているのかは、付けている本人には分かりにくいものです。
強い香りが苦手という人もいるので、マナーも大切です。
ここでは、控えめに優しく香るための正しい付け方を紹介します。
アトマイザーに入れ替えて使う
スプレー式じゃない香水の一番一般的な使い方は、アトマイザーに入れて使う方法です。
コンパクトなアトマイザーに入れ替えれば持ち運びやすいので、外出先でも気軽に付けることができます。
香水の種類によっては香りがあまり持続しないものもあるので、お昼休憩やお手洗いのときにワンプッシュするとずっと良い香りでいられます。
アトマイザーは、スプレータイプだけでなく、ロールオンタイプもあります。
いつでも控えめに香らせたい!という方なら、ロールオンタイプがおすすめです。
飲食店に行った後、洋服に食べ物やたばこのにおいがついてしまうことはよくありますよね。
外食の予定がある時には、香水を持ち歩いていると安心です。
コットンを使って付ける
香水をコットンに一滴つけてから、付けたい場所に軽く押さえてつける方法もおすすめです。
この方法なら、いきなり肌に付けるワケではないので、付け過ぎることは滅多にありません。
ほんのり香らせることができるので、お仕事の日にも安心な付け方ですね。
コットンの代わりにハンカチを使うのもおすすめです。
外出先でバッグからハンカチを取り出すときに、ハンカチからほんのり良い香りがすると嬉しいですよね。
香水をつけるおすすめの場所は?
香水は、つける場所によって香り方が変わります。
お仕事の日にはほんのり香らせ、プライベートなおでかけの時にはしっかり香らせる。といったように、シーンによって香りを調整させたいですよね。
周りの人に不快感を与えず、いつでも心地よい香りがするように、香水をつけるおすすめの場所を紹介します。
ほんのり香らせたいとき
ほんのり香らせたいときは、ウエストや太ももの内側など下半身につけましょう。
オフィスワークや外食など、控えめな香りでいたい場合は、足首や内ももに付けるのもおすすめです。
香水を付ける箇所が下半身なら、香り過ぎるという状況は避けられます。
パルファンタイプなど、香りが強い香水を使うときにも、下半身に付けると安心です。
しっかり香らせたいとき
しっかり香らせたいときは、耳の後ろやうなじなど、顔に近い箇所につけましょう。
上半身につけるとしっかり香らせることができます。胸元につけるのもおすすめです。胸元につけるとふわっと香りが上がってきますよ。
また、手はよく動かす場所なので、香水を手首につけると香りをふわっと運ぶことができます。
香水を手首や首につけた後、手首でこする人をよく見かけますが、これはどうやら良くないようです。
摩擦によって本来の香りを失ってしまうことがあるため、香水をつけた後はそっとしておきましょう。
香水をつけるときの注意点
香水は、体温の高い箇所につけることで本来の香りを一層引き立たせてくれます。
香水の香りは変化しますので、付けてはいけない場所もあります。
付けてはいけない場所とは、脇や足など汗をかきやすい箇所につけるのは避けましょう。
せっかくの香水の香りが汗の匂いと混ざってしまうと、良い香りではいられません。
ごまかしてる?と思われない正しい付け方をしたいですよね。
また、香水の香りはつけたての時間から香りがなくなるまでに、香りが段階的に変化すると言われています。
付けたての香りを「トップノート」といい、付けた瞬間から約10分間は香水の本来の香りとは少し違った香り方をします。
香水本来の香りに変化するのは、付けてから30分~1時間ほどの時間で、この段階を「ミドルノート」と呼びます。
そのあとは、「ラストノート」といい、少しずつ香りが減っていく流れです。
一番香らせたい時間帯の30分~1時間前につけるのが、効果的でおすすめです。
香水を付け過ぎたときの対処法は?
「誤って香水を付け過ぎてしまった!」なんてことも、たまにはありますよね。
自分にも香りがよく分かるときは、香りがきつい状態である可能性が高いです。
香水を付け過ぎたときの対処法は、水道でボディーソープを使って良く洗う方法が一番です。
人と会う直前に付けてしまって洗い流すことができない!という状況であれば、アルコール入りのウェットティッシュでよく拭くと香りは和らぎます。
アルコール入りのウェットティッシュは、こんなシーンだけでなく、外出する際には何かと便利なのでいつでもバッグの中に入れておくと安心です。
香水のベストな保管方法
お気に入りの香水を劣化させないように保管することにも気を配りたいですよね。
香水をベストな状態で保管するには、直射日光を浴びさせないこと・高温多湿な空間を避けることがポイントです。
また、香水に直接空気を触れないようにすることで成分の劣化を防ぐことができます。
・香水のフタをきちんとしめる
・クローゼットや引き出しなど、光が当たらず温度の変化があまりない場所に保管する
この2つを心がけましょう。
薬機法では、適切な保存条件の下、製造後3年を超えて性状及び品質が安定な化粧品については、使用期限や製造日の表示義務はない―といった内容があり、香水には使用期限が設けられてはいません。
保管する環境に気を配り、開封してから1・2年を目安に使い切ると良さそうですね。
香水の色や香りに変化がある場合には早めに使用をやめましょう。
まとめ
香水ボトルには、スプレーとスプレーじゃないものがあります。
スプレーじゃないボトルの場合、直接肌に付けると、誤って付け過ぎてしまうこともありそうです。
ですからアトマイザーに入れて使ったり、コットンを使って付けることで付け過ぎを予防できますよ。
アトマイザーは、スプレーとロールオンタイプがあるので、使いやすいタイプを選びましょう。
また、ほんのり香らせたい時には、ウエスト・内もも・足首など下半身につけるのがおすすめです。
しっかり香らせたい時には、耳の後ろ・うなじ・胸など、上半身につけましょう。
汗などのにおいが気になるからといって、脇や足の裏などにはつけると香りが汗と混ざってしまって逆効果なので、避けてください。
一番香らせたい時間の30分~1時間前に香水をつけると、香水本来の香りをさせることができますよ。
香水は、きちんとフタをして、直射日光・高温多湿な環境を避け、正しく保管することが大事です。
正しい付け方をマスターすれば、素敵な香りで周りの人に印象付けをすることができます。
ふわっと良い香りがする「香り美人」なりましょう。
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