普段からスキンケアとして化粧水・乳液・保湿クリームを使用していると思いますが、実は何気なく使用しているだけではもったいないんです!
自分の肌の状態や肌質に合わせて化粧水・乳液・保湿クリームを使用することで、スキンケアの効果をより実感できるのできますよ。
そこで今回は化粧水・乳液・保湿クリームの順番から、肌質別の正しい使用法についてご紹介していきたいと思います。
化粧水・乳液・保湿クリームの正しいつける順番は?
化粧水・乳液・保湿クリームの正しい順番とはどういったものなのでしょうか、役割と合わせてご紹介していきます。
化粧水・乳液・保湿クリームの役割
まず、化粧水・乳液・保湿クリーム役割についてご紹介していきます。
化粧水の役割
化粧水は、乾いた肌を潤し乾燥によるしわや肌の悩みをケアしてくれます。
年齢を重ねていくにつれて肌の内側から水分が出て行ってしまいやすくなるところを、化粧水の日々のお手入れでケアしていくことが大切。
化粧水は水分だけでなく保湿成分が配合されており、その化粧水にもいくつか種類があります。
・保湿化粧水
・脂性肌化粧水
・敏感肌化粧水
・ビタミンC誘導体化粧水
・拭き取り化粧水
・エイジングケア化粧水
などがあり、自分の肌に今欲しいと感じるものや必要なものを使用することで、さらに効果的なケアができるのではないでしょうか。
乳液の役割
乳液は、肌への水分を保持し油分で肌の水分を蒸発させないようにする役割があります。
肌の乾燥を防ぐのに必要なスキンケアですが、他にも硬くなった角質もやわらかくしごわつきなどのトラブルからも守ってくれる効果があります。
乳液にも種類があり、
・保湿ケアとして使用するもの
・UVカット成分を含むもの
・ブースターの役割として化粧水の前に使用し乳液後の肌馴染みをよくするもの
などがあります。
化粧水の前につける導入美容液のことです。
保湿クリームの役割
保湿クリームは、乳液と同様油分で肌の水分が蒸発することを防ぐ役割をもっています。
乳液よりも油分が多く配合されていて肌表面にふたをする役割なので化粧水、乳液などスキンケア後の仕上げに使用されます。
保湿クリームも肌悩み別や、目元などパーツ別にも種類が分けられています。
乳液とほぼ同じ効果からどちらかを使用しているという場合もありますが、肌質や季節によって使い分けや同時使いをすることをおすすめします。
特に秋冬の乾燥しやすい時期や、乾燥肌の方は両方使用することで肌のトラブルから守ることが出来ますよ。
実際に私も乾燥で荒れやすいのですが、乳液と保湿クリームで水分をふたすることで少し揺らぎはあるものの、季節が変わっても安定した肌になったように感じています。
化粧水・乳液・保湿クリームの正しい順番
化粧水・乳液・保湿クリームの役割がわかったところで、それぞれの正しい順番はどのようなものかご紹介していきます。
まず化粧水・乳液・保湿クリームでケアする前は必ず、下準備としてクレンジング、洗顔で肌の不要な汚れを取り除きましょう。
不要な角質や毛穴汚れを残したまま化粧水などをしてしまうと、逆に肌荒れの原因となってしまうので注意してくださいね。
テクスチャーの軽い物から順に付けていくイメージです。
特に保湿クリームは油分が多く肌にふたをする役割なので、先に付けてしまうと水分が入りにくくなってしまいます。
①化粧水は手やコットンに適量取って丁寧に顔全体に馴染ませるようにしましょう。
②乳液も手やコットンに適量取って優しく顔全体に馴染ませましょう。
しっかり化粧水や乳液を閉じ込めるイメージで浸透させます。
またそれぞれ最後に優しく手のひらでハンドプレスしてあげることで、化粧水・乳液が肌によく馴染んでくれます。
手のひらで温めながら適度な圧力をかけることで、成分が肌に浸透する効果が高まる効果が得られますよ。
③保湿クリームは適量を手に取り、鼻、頬、おでこ、顎先の5点にのせ広げるように付けるとムラなく付けやすいですよ。
基本的には化粧水・乳液・保湿クリームですが、肌の状態によっては美容液を挟む方が良い場合もあります。
美容液もいれることで肌のケアをより効果的に出来る場合もあります。
化粧水→美容液→乳液→保湿クリーム
上記の順番が良いとされてるので、美容液を使用する際は参考にしてみてくださいね。
またメーカーによっては乳液が先行乳液の場合もあります。
先行乳液の場合はそのまま化粧水の前に乳液を付けます。
先行乳液の場合は、肌のハリやふっくら感を高める効果があるそうです。
先行乳液の場合、化粧水が後にくるので保湿クリームでふたをすることが大切です。
ちなみに私は先行乳液の方法でスキンケアをしていますが、やはり基本的には保湿クリームで仕上げをすることが多いです。
また乳液をしっかり肌に浸透させることで、化粧水が肌に馴染むので乳液の時点で丁寧に入れ込むことを意識しています。
ぱぱっと終わらせてしまいがちな私には先行乳液の方が、毎日ちゃんとスキンケアできて合っているなと感じました。
肌の調子やメーカーとの相性をみて、自分にあっている順番のケア方法を取り入れることをおすすめします。
肌質別の正しいスキンケア法を紹介!
肌質別だとどのようにスキンケアをすればいいのか、乾燥肌、脂性肌、混合肌の肌質別にご紹介していきます。
乾燥肌のスキンケア方法
乾燥肌の方は肌を清潔に保つ、外部刺激から保護する、肌に潤いを与えるということが大切となってきます。
ケアする段階でピリピリしてしまう場合は、乾燥肌用や敏感肌用の低刺激タイプを使用することをおすすめします。
乾燥肌の方は洗顔後に出来るだけ早く保湿ケアをおこなうと良いですね。
洗顔後からケアまでの時間をあまりあけてしまうと、濡れた肌が乾いて乾燥に繋がってしまうため気を付けたいポイントです。
特に乾燥されるとされる目元や口元は重ね塗りをしても良いと思います。
また乳液やクリームでの仕上げをしっかりおこなって、水分の蒸発を防ぎましょう。
このとき肌をこすりすぎず手で優しく馴染ませるようにしましょう。
コットンだと肌を傷つけてしまう場合もあるため、不安な方はメーカーの店員さんに相談してみるのもいいかもしれませんね。
また、紫外線などの外部刺激から守るために、朝の乳液をUV入りの乳液などにチェンジしてみてもいいかもしれません。
脂性肌のスキンケア方法
脂性肌の方は余分な皮脂だけを落とす洗顔料・クレンジングを使用すること、徹底保湿で肌バランスを整えることが大切となってきます。
スキンケアの下準備として、洗顔力の強すぎないクレンジングや洗顔を使用して乾燥からの油分が出すぎないようにしましょう。
脂性肌の方も保湿をしっかりおこなった方が良いとされますが、この時皮脂分泌を抑える成分の入った化粧水と肌の保湿力を高める成分の入った乳液を使用することをおすすめします。
また、乳液は油分の配合量が少ないものかオイルフリーのものがいいですね。
また朝は、基本のスキンケアをおこなった後に、10分ほど時間をおいてからティッシュオフしてからメイクに入りましょう。
脂性肌といっても保湿を軽くせずに、脂性肌だからこそしっかり保湿することがポイントとなります。
混合肌のスキンケア方法
混合肌の方は部位や肌状態に応じてケア方法を変える、保湿を意識しておこなう、日中のメイク汚れなどをしっかり落とすということが大切となってきます。
クレンジングや洗顔は、皮脂の多いTゾーンから皮脂の少ないゾーンに向かって丁寧に汚れを落としていきましょう。
化粧水はTゾーンが脂っぽい場合、たっぷり保湿できて低刺激の乾燥肌向け化粧水がおすすめです。
Uゾーンにニキビができやすい場合、ニキビ用化粧水を使用した後に保湿化粧水を重ねぬりしましょう。
乳液は乾燥しやすい部分を中心に馴染ませていきます。
Tゾーンにぬる時は薄くぬったりと、その時の肌状態や自分の肌質に合わせて調整しましょう。
乾燥した部分は特に重ね塗りや、保湿成分の入った美容液を使用してケアすることをおすすめします。
保湿クリームは様子をみながら乾燥が気になるところだけに部分付けするか、乳液だけにするかで使い分けするといいですね。
まとめ
メイクアップも日常に必要ですが、それ以上に大切なのはベースとなるスキンケアではないかと思います。
スキンケアを丁寧に自分の肌と向き合って労わることで、一日のメイクも長い目で見た先の将来の自分の肌もより良いものになるので、普段からおこなっている化粧水・乳液・保湿クリームの使い方を見直して、トラブル知らずの肌を目指して作っていきましょう。
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