毎朝鏡を見て目元のたるみがひどい!と気になるという悩みを持つ方は少なくないかと思います。
どうして目元にたるみができてしまうのでしょうか。
そこで今回は気になる目元のたるみの原因と、目元のたるみを改善するおすすめのプチプラ美容液を合わせてご紹介していきたいと思います。
目の下のたるみがひどい原因は?
目の下のたるみがひどい原因は大きく分けて4つあります。
目元の筋肉の衰え
まず一つ目は目元の筋肉の衰えからくるたるみとなっています。
眼球の周りで眼球やその周りの脂肪を支えている眼輪筋という組織が、どうしても徐々に衰えてしまうことからくるたるみです。
また、加齢による眼輪筋の衰えに加え、筋肉組織となるので、使用していないとどんどん衰えてしまうという原因があります。
加齢による眼輪筋の衰えは表情筋を鍛えたり、目の回りのエクササイズをすると良いとされています。
肌のハリの減少
二つ目は肌のハリや弾力を保つ組織の減少によるものとされています。
コラーゲンやエラスチン、それらを生成する細胞に支えられる皮膚は加齢や、乾燥、紫外線ダメージなどによって衰えてしまいます。
また、間違ったスキンケアによっても乾燥が起こってしまい、たるみの原因に繋がってしまうこともあります。
そして生活習慣も関係すると言われており、睡眠や食事の質でターンオーバーがうまくいかなかったり、活性酸素が生まれてしまったりすると、ハリがなくなってたるみになってしまう場合もあります。
睡眠不足
三つ目に睡眠不足はたるみだけでなく、クマを引き起こす原因ともされています。
また睡眠中はコラーゲンなどが生成される時間となりますが、せっかくのその時間を少なくしてしまうことでよりたるみやすくなってしまいます。
目の疲労
四つ目はパソコン作業や、スマホの見過ぎによる目の疲労は、まばたきが少なくなる可能性が高く、その結果目の周りの筋肉を衰えさせてしまいます。
また目が乾いたことで目をこすってしまうという行動もたるみの原因に!
皮膚の薄い目元をこすると皮膚が伸びてしまい、目の下のたるみが悪化してしまいます。
血行不良
五つ目は血行不良によるたるみです。
血行不良で体のむくみや冷えなどが目元のたるみに影響してしまったり、血行不良で出来た青くまがたるみをより強調してしまったりといった原因になってしまいます。
また、スマホやパソコンの見過ぎでも体が固まって血行不良になってしまうのにプラスして、画面に集中するとまばたきが減ってしまい、眼輪筋の凝りから衰えに繋がってしまうようです。
眼窩脂肪が押し出される
六つ目は眼窩脂肪が押し出されることでたるみを引き起こしてしまうことです。
一つ目の原因となった目元の筋肉の衰えにより、眼窩脂肪が押し出されて目の下のたるみになっている場合もあります。
またもともと眼窩脂肪が出てしまいやすい骨格の方もたるみが出やすくなってしまいます。
即効で目の下のたるみを取る方法と対策!
こちらでは即効性のある目の下のたるみ取りと対策をご紹介していきます。
即効性としては、ツボやマッサージすること、メイクで対策することがあります。
ツボ押しとマッサージで改善する方法
ツボやマッサージは、血行不良で起きる目の疲労などに効果的です。
目頭と鼻の付け根の間にある晴明というツボと、眉頭の内側にある攅竹というツボを刺激して血行改善を行うことも良いとされています。
指で痛くないくらいの力加減で押し込むように刺激するだけで、ツボ押しとなります。
自宅などで道具を揃えられる環境なら、ツボ押しの前に蒸しタオルで目元を温めてから行うとより効果的に血行改善が期待できるそうです。
血行改善で疲労を少しでも和らげられるだけでも目のためによさそうですよね。
メイクで目立たなくする方法
続いてメイクで対策する場合は、コンシーラーやファンデーションを使って肌の凸凹をカバーすると印象がガラッと変わります。
コンシーラーもファンデーションも厚塗りするのではなく、コントロールカラーなどを使用して、自然にみせることが大切です。
コンシーラーは暖色系の後、自然なカラーをのせ、ファンデーションは濃いめの色の後、自然なカラーをのせてみましょう。
最後にはパウダーをしてなじませることも大切です。
自分に合った色味を探してカバーできるようになれば、一番即効性の高いたるみの対策となりそうです。
最終手段!たるみ自体を取り除く方法
たるみ自体をすぐに取り除きたいという方は美容クリニックに行くという選択肢があります。
肌を引き締める方法、眼窩脂肪を取ってしまう方法など、種類があるため、施術してみたいという方は病院と相談して決めてみるのもいいかもしれません。
手軽にたるみを改善したいという場合や、手術は出来ればしたくない場合は、セルフケアでたるみを改善できるようになるまでは、メイク法とマッサージを活用していきたいですね。
目の下のたるみを自力で治すトレーニング方法
即効の対策をご紹介してきましたが、ここからは目の下のたるみを自力で治すトレーニングをご紹介していきます。
目の下のたるみにきくトレーニング方法は、眼輪筋を鍛えることです。
いくつか方法があるので、ご紹介していきます。
【周りの筋肉をほぐして血行を良くする方法】
目と言っても顔全体の筋肉やそこに繋がる肩や、頭からほぐしていくのも大切なことがわかりますね。
顔全体をほぐした後、目を上下左右に動かしたり、回転させたりして目の周りの筋肉を使用します。
目の筋肉を意識させる呼吸法や、下瞼の引き上げなど、細かくやり方を紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。
10分程度のみとなるので、日々のルーティンに取り入れて続けてみるのもいいかもしれませんね。
【5分程度でできるマッサージ】
目の血行を良くした後、眼輪筋を鍛えるものです。
こちらは顔の筋肉を抑えて目の筋肉を意識しながらまばたきをして鍛える方法となります。
工程が少ないので、手順さえ覚えられればすぐに取り組めるのもいいですね。
目元たるみを改善するおすすめ美容液の選び方
目元のたるみの原因や改善方法をご紹介しましたが、目元の悩みを緩和、改善してくれる美容液のご紹介もしていきます。
目元の美容液もたくさんありますが、選び方は3つあります。
まずはある程度の値段のものを選ぶと良いとされています。
安くても数千円のものが安心となっています。
安価すぎるものは保湿効果やエイジング効果が少なくなってしまう可能性があるため、安すぎないものを選ぶのがおすすめです。
次に安全性の高いものを選ぶことをおすすめします。
目元は皮膚が薄く、繊細になるので、刺激性の強い成分が入ったものは控えましょう。
そして最後は自分に合うものや、ケアしたい成分が入っているものを選びましょう。
保湿成分や美容成分などが自分のケアしたいと感じる原因に効果があるのかチェックしておくと選びやすいですよ。
また敏感肌の方は特に香料、着色料、アルコールの入ったものは出来るだけ避けるようにしましょう。
目元たるみを改善するプチプラ美容液5選!
それでは気になる目元たるみを改善する美容液をご紹介していきます。
目元に使用する美容液の中でも比較的プチプラで買えるものをご紹介していきますので、よければ参考にしてみてくださいね。
ルシフェル アイクリーム
乾燥やハリにアプローチしてくれる美容液となります。
パルミチン酸レチノール、プロビタミンB5(パンテノール)といった成分を配合しており、皮膚にしっかり浸透、保湿効果も期待できるとされています。
また植物由来成分を多く配合していて、目元の悩みにアプローチ。
日本人の肌質に合わせて作られているので、使いやすいアイテムではないでしょうか。
コーセールシェリ グロウエッセンススティック
乾燥にアプローチしてくれるスティックタイプの美容液となります。
スティックタイプなので気軽に塗れる点が魅力となります。
外出先に持ち歩いてサッと濡れるのも嬉しいですね。
コラーゲンケア成分配合となっているため目元にうるおいとハリを与えてくれます。
保湿で手軽な美容液を探している方にはいいかもしれませんね。
DHC クイックフィルムスムーザー
ジェルインジェル構造のオイルが目元をケア、乾燥を防ぎ、しっとりふっくらとした目元に仕上げてくれます。
ジェルタイプとなっていて肌にやさしく浸透、つけた後にパリパリするといったこともなく使用できます。
コラーゲン成分、コラーゲン生成サポート成分、ヒアルロン酸配合となっていて、乾燥からくるたるみに対応してくれそうです。
口元に使用できるのも嬉しいポイントとなります。
クラランス グランアイセラムV
目元のケアをしてくれるだけでなく、まつ毛のケアにも良いとされる美容液となります。
トチャカエキス、エスシンといった植物エキス成分が目元にハリとうるおいを与えてくれます。
パンテノールも配合されていて保湿もばっちり。
少量でしっかり伸びてくれるので、お値段は7000円程でもコスパのよいアイテムとも言われています。
アテニア アイエクストラセラム
独自開発成分である、エネリブードGY配合で目元にハリを与えてくれる美容液です。
ブルーライトケアのルテインも配合されており、デスクワークやスマホが必須な世代にぴったりとなります。
クリーム状ですがさっぱりとした使用感は人気が高いようです。
他にも保湿成分アロエエキス、ハリを与えるマイオキシノール、米ぬか油や透明感を保つ成分も配合されていて、気になる目元の悩みに効果的に効いてくれそうなアイテムです。
リラックスアロマの香りもとても良く、一日の始まりにも終わりにも気持ちを落ち着かせてくれるような点もおすすめポイントとなります。
目元たるみ美容液を効果的に塗る方法と注意点
目元の美容液を塗る方法は基本のスキンケアに加えておこないます。
洗顔、化粧水、美容液の次に目元美容液を付けましょう。
そして最後にクリームをして成分を閉じ込めてあげるとよりいいとされています。
ただし、目元美容液によっては順番が違うこともあるので、購入したさいにしっかりチェックしておくことをおすすめします。
目元のたるみを改善してくれる美容液ですが、美容液を塗るだけで完全にたるみがなくなるということはないようです。
あくまで改善や、予防となっているので、美容液プラス生活習慣や目の回りのエクササイズを一緒におこなうこともおすすめとなります。
ここで注意なのがマッサージはしない方が良いといわれていることです。
マッサージは逆に目元に刺激を与えてしまい、しわやたるみの原因となってしまう場合があります。
目の回りに触れる時はやさしく触れるように、日頃の洗顔やスキンケア時も気をつけるようにしましょう。
まとめ
目の下のたるみに悩んでいる方は、目元美容液を使って改善、予防を早めにおこなうことがおすすめです。
目元美容液はちょっと高いと感じる方もいるかもしれませんが、安すぎるもので悪化してしまうことも怖い点となります。
繊細な目元には安心して使用できる美容液をおすすめします。
マスクメイクが主流となっている近年に目元の印象が変わるだけでも顔周りが明るくなると感じるので、目元の悩みがある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
コメント