これから夏になって暑くなってくると、髪の毛を伸ばしている途中でも暑さに負けて切ってしまうことってありますよね。
実は髪の毛は夏と冬では伸びる速さが違うといわれています。
髪の毛の伸びる速さが違う季節が分かると、伸ばしたい人も伸ばしたくない人も髪の毛のケアをしやすいのではないでしょうか。
そこで今回はそんな気になる季節ごとの速さや、普段の生活で髪の毛を伸ばすスピードを上げる方法をご紹介していきたいと思います。
髪の毛の伸びる速さは夏と冬では違うの?
実は夏の方が髪の毛が伸びるスピードが速いとされています。
個人差はあるかもしれませんが、夏の方が速ければ夏のヘアケアに気を使ってお手入れできますし、暑さに負けずに伸ばそうと頑張れそうですよね。
夏と冬ではどのくらい髪の毛の伸びる速さに違いがあるのか?
一般的に髪の毛の伸びるスピードは平均1カ月1cmとされています。
夏はなんと約1.5倍の速さになるともいわれています。
個人差があるので通常でゆっくり伸びる人はもう少しゆっくりめにはなるかもしれませんが、夏の方が冬よりも伸びるスピードは速いようです。
なぜ夏と冬で髪の毛が伸びる速さに違いが出るのか?
夏と冬で伸びる速さに違いがある理由は、「気温」であるといわれています。
気温が低い冬は血管が収縮して血の巡りが悪くなることから新陳代謝が落ちるという点で、伸びる速さが遅くなってしまいますが、気温が高い夏は血管が膨張して血が巡りやすくなることから新陳代謝も良くなり伸びる速さが上がるようです。
髪の毛の栄養素はたんぱく質やアミノ酸となっています。
たんぱく質やアミノ酸は血液によって運ばれるため、頭皮まで運ぶ血液の流れが良くなると髪の毛の伸びるスピードも上がるとされています。
なので暑い夏ですが体温が上がって髪の毛がよく伸びることにつながるのですね。
髪の毛の伸びるスピードを上げるポイント
髪の毛の伸ばすスピードを上げるには体温を上げたり、血の巡りをよくして新陳代謝を促すと良いということが分かるので、普段の生活でスピードを上げるポイントとなることをご紹介していきます。
頭皮マッサージをする
頭皮マッサージで頭皮の血行をよくすることもポイントの1つです。
頭皮は意外と凝り固まってしまう場所となるので、日頃からマッサージしておきたいですね。
髪の毛が伸びるだけでなく顔のシェイプアップも期待できるので、小顔を目指す人にもいいかもしれません。
【頭皮マッサージの方法】
生え際から頭頂部に向かってジグザグに押し上げるマッサージや、親指の付け根をこめかみにおいて、目元を通って5回円を描くようにマッサージしたりといくつか方法があります。
1つだけでなく2つなど組み合わせて行うとより頭皮の血行に効果的ではないでしょうか。
1日数回行うのがよいとされているので出来れば毎日こまめに続けていきたいですね。
バランスのいい食生活
髪の毛に必要な栄養素を食べ物からとらないと、髪の毛も伸びにくくなってしまいます。
髪の毛はたんぱく質やアミノ酸が必要なので、1日3食バランスのとれた食事が大切となってきそうですね。
亜鉛、たんぱく質、ビタミンBなどを摂取すると良いとされています。
■亜鉛は、牡蠣・レバー・いわし・ナッツ類。
■たんぱく質は、肉類・魚介類・卵・牛乳・大豆製品。
■ビタミンBは、豚肉・レバー・うなぎなどがら摂取できます。
毎日の食事に少しずつ入れていきたいですね。
またプロテインもいいとされているので、サポート食品として取り入れてみてもいいかもしれませんね。
十分な睡眠
睡眠不足は血行不良の原因となってしまうようです。
十分な睡眠は血行不良改善だけでなく、成長ホルモンによる髪の成長を促すといった面でも髪の毛に良い影響を与えてくれます。
特に22時~深夜2時はゴールデンタイムとも呼ばれているので、可能な限りゴールデンタイムには就寝してしっかり睡眠をとるのが、髪の毛の伸びるスピードを上げることにもつながりますよ。
ストレスをためない
ストレスは自律神経を乱れさせ、血行不良だけでなく体調面でもあまり良い影響は与えてくれません。
ストレスは軽減したり、出来るだけこまめに発散させて溜め込まないようにしましょう。
好きなことをする時間を大切にしてリラックスすることが大切です。
育毛剤で伸びやすい環境をつくる
育毛剤も髪の毛を伸びるスピードを上げる環境作りに良いとされています。
バランスの良い食事をとったり、十分な睡眠をとった上で、より効果を高める目的として使用するのもいいかもしれませんね。
育毛剤は直に頭皮へ栄養素を届けられるので、よりスピードを上げたいと考えている方には良さそうです。
育毛剤を塗布した後は頭皮マッサージも合わせて行うと良いそうですよ。
ぜひ試してみて下さいね。
適切ケアをおこなう
ターンオーバーのサポートをしてあげる上でも、適切な髪の毛のケアが必要となりそうです。
シャンプーをする時はゴシゴシ洗わず、指の腹でマッサージするように洗うことや、洗浄力の強いシャンプーは控えて洗剤が残らないようによく洗い流すことが重要です。
濡れたままねると雑菌が繁殖して毛根の負担になってしまうので、しっかり乾かすことなどが大切になってきます。
普段のシャンプーや日中のケアも大切になってくるので意識して過ごしていきたいですね。
紫外線ダメージから守るための帽子対策なども大切ですよ。
髪の毛の伸びるスピードを遅くするNG習慣
髪の毛を伸ばすポイントをご紹介しましたが、こちらは逆にやってはいけない習慣を記載していきます。
NG習慣を見直すだけでも髪の毛に効果があるのではないかと感じるので、参考にしてみてくださいね。
生活習慣の乱れ
生活習慣を整えることが髪の毛に良いポイントとなっていたため、乱れてしまっていることはNGとなります。
髪の毛が伸びるスピードが遅くなることだけでなく、抜け毛の原因にもなってしまうので注意したいですね。
毎日の食事、睡眠だけでなく、睡眠の質を下げてしまう睡眠前のスマホ操作や、細胞の活性を促すビタミンB12を壊してしまうタバコ、アルコールの過剰摂取、運動不足もよくない生活習慣となってしまいます。
出来る所から少しずつでも見直していきたいですね。
過度なダイエット
過度なダイエットはストレスがかかりやすい上に、血行不良やホルモンバランスが乱れてしまうので良くない習慣となります。
人間の体は栄養素を大切な心臓や脳などの内臓からまわしていくので、髪の毛に十分な栄養がまわらなくなってしまう可能性があります。
大切な栄養素がまわらなくなってしまうことから、早い段階で髪の毛に影響が出てしまうこともあるので過度なダイエットは控えるようにしましょう。
脂っこい食事
髪の毛の伸びる速さを上げるにはたんぱく質が必要とご紹介しましたが、唐揚げやトンカツなど脂っこいものばかりだと逆効果となってしまいます。
脂っぽいものは皮脂分泌が高くなり、頭皮の毛穴をふさぐ原因となってしまいます。
毛穴が詰まると髪の毛が生えにくくなってしまう上に栄養素も十分にいきわたらなくなってしまうので注意が必要です。
脂っこいものは適量で摂取するようにしたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
暑い夏でも実は髪の毛が伸ばしやすい季節ということに驚きましたね。
少しでも早く伸ばしたいという方は夏も暑さに負けずに伸ばし続けるのがいいかもしれませんね。
また、毎日の生活習慣を見直すことで髪の毛がさらに伸ばしやすくなるのではないでしょうか。
生活習慣を見直したり、変えていくことで髪の毛の伸びるスピードが上がるだけでなく、自分の体も健康的になるのでぜひ少しずつでも日常に取り入れてみてくださいね。
コメント