お気に入りのリップを見つけて、つけてみたはいいけれど「なんだか口紅が浮いて見える」こんな経験ありませんか?
そこでグロスや口紅が似合わない人必見!
リップが浮く理由や肌タイプ別自分に似合うリップの見つけ方に、口紅が浮かない正しい塗り方などご紹介します!
口紅が浮いて似合わないと悩んでいる人は、自分にぴったりの口紅を見つけてくださいね。
グロスや口紅が似合わない!リップが浮くのはなぜ?
肌になじんでいない
リップが浮いて見える場合にあり得るのが、パーソナルカラーとのずれです。
肌の色に合わせると馴染みがいいのはもちろんですが、チークの色と合わせていくことで馴染みがよくなります。
持って生まれたボディーカラー(肌の色、瞳の色、髪の色など)を元に自分に似合う色に調和すること。
アイメイクやアイブロウメイクと合っていない
「色味はあっているのになぜかリップだけ濃い?」というときはありませんか?
そういう時には、アイメイクやアイブロウメイクを見直してみましょう。
目元のメイクが濃いと派手にみられますが、目を強調することは重要なポイントです。
またリップカラーが強めの色の場合には、アイブロウをはっきりとさせてみるのはいかがでしょう。
口元の印象だけでなく、顔全体のバランスをとることで、リップに視線が集中することを防ぎバランスよく見えますよ。
唇がぼやけて見える
”リップメイクのノリが悪い”
”なんとなく全体的に唇がぼやけて感じる”
というときには、下準備を丁寧にしてみましょう。
唇全体のケアや、コンシーラーを使用して発色をよくしたり、リップライナーを使用して唇の輪郭を際立たせるというのもいいですね。
くすんで見えるというときには、普段のケアをより丁寧に行うことも有効ですよ。
古い角質を除去することでトーンアップも期待できます。
他にもファンデーションの色が肌に合っていないことでリップの色が浮いてしまうことや、コントロールカラ―のつけすぎなども浮く原因となることがあるようです。
唇に注目!というよりも、まずは顔全体のバランスがどうなのかをしっかりと確認する必要がありそうですね。
肌タイプ別に合う口紅の色とは?
自分の肌タイプを知る方法
人の肌は大きく分けて2種類あるのはみなさんご存じかと思います。
肌の色が黄色み寄りな「イエベ」と青みよりの「ブルベ」。
この種類によってメイクカラーの似合う色も変わってきます。
自宅でイエベかブルベかを判断する場合、肌の色味や髪や瞳の色でイエベかブルベかを判断することができます。
A | B | |
手の平の色 | 黄色みが強い | 赤みが強い |
瞳の色 | ライトブラウン・ブラウン系 | 黒・グレー系 |
髪の色 | ライトブラウン・こげ茶 | 黒・ソフトブラック |
肌の色 | 黄色みが強い | 赤みが強い |
日焼けしたときの肌 | 小麦色になる | 赤褐色になる |
上記の表で、
■Aが多くあった方は「イエベ」
■Bが多くあった方は「ブルベ」
と判断できます。
しかし、自分で判断するとなると「よくわからない。」や「どちらか微妙なライン」という方も多いと思います。
その場合には、アクセサリーを使った判断方法もあります。
ゴールドのアクセサリーの方が馴染んでいて肌がつややかに見えるという方は「イエベ」。
シルバーのアクセサリーの方が馴染んで肌が明るく見え透明感が引き立つ方は「ブルベ」と言えます。
ほかにも顔付近にドレープを使って判断する方法もありますが、自宅でいろいろなカラーのドレープを持っているという方は少ないと思います。
店舗などによってはパーソナルカラー診断を行っている店舗も増えてきているので、そういう場を利用することも一つの方法と言えます。
ブルベ肌に似合う口紅の色
先ほどの項目で自分の肌がどちらのタイプか分かったうえで、ブルベさんに似合う色の口紅はどんなものがあるでしょう。
ブルベでも、「夏」「冬」とまた2種類の系統があります。
ブルベ夏
ブルベ夏の特徴としては、肌に赤み・ピンクよりの血色感があり、全体的に柔らかくフェミニンな印象があります。
また、涼しげな印象もああるので、カラーとしては青みをベースにした柔らかい色が似合う傾向にあります。
寒色系でも、彩度の高い鮮やかな色味が似合うのもブルベ夏の特徴と言えます。
リップカラーはピンク系ならばローズピンク・パウダーピンク・フューシャピンクがおすすめです。
レッド系であれば、パープル感のあるワインレッドが似合います。
フィーシャピンク (fuchsia pink)
ブルベ冬
一言で言い表すならば「クール」という言葉に尽きるでしょう。
血色感の少ない色白が特徴で、リップカラーも彩度の低い青みカラーが似合います。
バーガンディーやプラムレッド、ワインレッドなどのダークで深みがあり、色味がはっきりとしたカラーがおすすめです。
元々血色感が少ないので赤みのあるカラーを取り入れることで透明感がより目立ちます。
色見本はあくまでも参考なので実際に店頭でリップカラーを選ぶ際は、カラーネームなどに注目するといいでしょう。
また発色のしかたでも色味が変わってくるので自分に合ったものを選んでいきましょう。
イエベ肌に似合う口紅の色
イエベにも「春」と「秋」の2種類があります。
イエベ春
イエベ春は華やかで明るい印象が強くあります。
黄色みのある明るい肌でツヤがあり色白な人が多いです。
また、実年齢よりも若く見られやすいのもイエベ春の特徴と言えます。
イエベの中でも鮮やかなカラーが得意なタイプなので、その魅力を引き出せるリップを選ぶことが良いでしょう。
リップカラーとしては、ピンク系やレッド系、オレンジ系、ベージュ系が中心となりますが、黄色みのあるカラーを選ぶことで失敗しづらいです。
コーラルピンクやオレンジレッド、イエローオレンジ、オレンジベージュがおすすめです。
イエベ秋
イエベ秋は黄色みのあるオークル系の肌色で、マットな質感があり陶器肌です。
血色が出にくく、頬や耳が赤くなりにくいのが特徴。また日に焼けてもキレイに焼ける人が多くみられます。
シックで大人っぽく温かみがあり穏やかな印象が強いです。
リップメイクはこっくりとした深みのある落ち着いた色がよく似合うでしょう。
ボルドーやブラウンレッド、サーモンピンク、テラコッタなどはイエベ秋さんにはぴったり!
質感もつややかというよりもマットに仕上げるとより魅力ある口元に変身できます。
自分に似合うリップの見つけ方とは?
リップといっても様々な種類のリップが販売されており、ツヤをしっかり出すものや、マットに仕上げるものなどさまざまなものがありますね。
その中で自分にはどんなものが合うのか。よりきれいに仕上がるものは何なのか。
初めて使うタイプになると、実際に唇の似せてみないと合う合わないはわからないですよね。
リップを買う際、自分にはどういったタイプが合うのか、どう見つければいいのか見てみましょう。
リップスティックが向いている人
よく見るリップスティック型。口紅と言えばこの形を思い浮かべる方も多いはず。
このタイプは直接塗ったり、指でポンポンとなじませるように塗ることもでき、塗り方だけでもいろいろな印象へと変化させることができます。
最近ではうるおいを与えて、唇のケアをしながらメイクができるものもあるので、唇の乾燥が気になる方などにはおすすめのタイプと言えるでしょう。
リップグロスが向いている人
グロスの特徴と言えばツヤ感です。
そのため、唇の縦ジワが目立つような人にはおすすめと言えるでしょう。
濡れているかのようなツヤ感は縦ジワを目立ちにくくする役割もあるので効果的です。
グロスと言ってもツヤ系をはじめ、シアー系、グリッター系と種類も多いので、唇を華やかにしたり、落ち着いた雰囲気を演出することができます。
また、唇に立体感を出せるのでぷっくりとした唇にすることもできます。
しかし、水分量が多いので口紅に比べると落ちやすい傾向にあります。
リキッドルージュが向いている人
そもそもリキッドルージュとは、液状の口紅のことで、口紅の色モチの良さとグロスのツヤ感を持ち合わせたタイプと言えます。
「口紅とグロスを使用するのが面倒。」「時短でリップメイクをした。」「唇がカサついている。」「メイクポーチをコンパクトにしたい。」という方はおすすめのタイプといえます。
口紅には少々劣りますが、発色がよくツヤ感が出せます。
チップで塗ると唇の輪郭をとりやすいので、きれいな唇を作ることができるでしょう。
初心者の方にもおすすめと言えます。
ティントリップが向いている人
ティントリップは、「染める」という意味があり、唇の水分に反応して鮮やかな発色がキープできるところが特徴です。
韓国の「オルチャンメイク」で有名になった種類でもありますね。
「肌なじみをよくしたい。」「手直しが面倒。する時間がない。」という方はおすすめのタイプでしょう。
自分の唇の水分に反応して発色するので、ナチュラルに発色し、なじみが良いです。
また、ティントは乾いた後唇にしっかりと定着するので色移り香少ないです。
食事などをしても落ちにくく、長時間リップメイクをキープできますよ。
そのため、仕事などでなかなか手直しができない方でも利用しやすいと言えるでしょう。
口紅が浮かない正しい塗り方を紹介
一度塗ったリップは長持ちしてほしいですよね。
そこで落ちにくくする方法をご紹介します。
セミマットリップを唇に軽く押し当てながら直塗り
なぜセミマット?という方もいるかもしれませんが、ツヤ感が多いものよりも濃密で落ちにくく、でもマットタイプよりも軽く仕上がるという点でセミマットタイプのリップはおすすめです。
まずは口紅を唇に軽く押し当てて、圧をかけながら全体に丁寧に塗っていきます。
ティッシュオフしてから再度口紅でポンポン
口紅を塗った唇にティッシュを軽く押し当てて余分な量を取り除きます。
そのあとに口紅を優しくポンポンとたたくように塗っていき、密着させます。
指で軽くなじませる
馴染ませるといっても指で上から擦るようにするのではなく、指の腹で唇全体を優しくトントンとたたきこむようになじませます。
これだけでも落ちにくくはなりますが、さらに落ちないようにするにはリップコートなどを使用することもおすすめです。
あくまで一例ですので、ほかにもいろいろな方法や商品もあると思います。
自分に合ったやり方で落ちにくい方法や商品を探してみるのもいいかもしれませんね。
まとめ
さまざまなタイプの口紅を紹介してきましたが、まずは自分の肌がどうゆう色味であるのかを理解し、色を選んでいくことがなじみのいいリップメイクをするコツともいえるでしょう。
全体を見て色を決めていくことで失敗しづらくなるでしょう。
口紅も種類によってきれいに決まるものもあれば、唇の乾燥状況によってがさついて見えてしまうものもあるので、日ごろのケアをしっかり行い、それでもケアしきれていない部分はリップメイクで補正していくとより魅力的で女性らしいキレイな唇へと変身することができるでしょう。
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