肌に関連する悩みの中で、悩んでいる人が多いのが鼻の黒ずみ。
中学生や高校生でも悩んでいる人は多いです。
鼻は顔の中心でもあるので、人に注目されやすい場所でもあるし自分でも気になってしまいやすい箇所ですよね。
そこで中学生でも簡単に家にあるもので鼻の黒ずみをとる方法をご紹介します。
鼻の黒ずみは、比較的起こりやすい肌トラブルなので、原因や対策などを知っておくと安心ですよ。
鼻の黒ずみに悩んでいる中学生は必見ですよ!
鼻の黒ずみの原因とは
鼻の黒ずみは、毛穴に詰まった角栓に汚れが付着する、空気に触れて酸化し黒色化することで起こります。
毛穴に角栓や汚れが詰まると、皮脂が毛穴内部に溜まってアクネ菌が増殖するため、ニキビも併発しやすくなり、複数の肌トラブルを抱えてしまうこともあります。
鼻の黒ずみの原因は「皮膚の乾燥」「ターンオーバーの乱れ」「メラニンの沈着」の3つが挙げられます。
順番に見ていきましょう!
皮膚の乾燥
皮膚が乾燥すると、外的刺激から肌を守るバリア機能が低下するため、毛穴から皮脂を多く分泌し保護する働きが起こります。
すると、皮脂は毛穴に詰まりやすくなり、空気に触れて酸化し黒ずみが起こるのです。
また、鼻は顔のなかでも毛穴が多い部位のため、黒ずみが目立ちやすい傾向があります。
ターンオーバーの乱れ
肌のターンオーバーが乱れると、古い角質や汚れが肌に長時間とどまり続けるため、毛穴に汚れが詰まって酸化し、黒ずみを起こします。
また、古い角質によって角質肥厚を起こすと、毛穴が狭まり皮脂の排出がうまくいかなくなります。すると、肌内部で炎症を起こしニキビなどの肌トラブルに繋がります。
ニキビは肌にとって炎症であり負担がかかるため、メラニンが分泌されやすくなり、黒ずみを引き起こすこともあるのです。
肌のターンオーバーは通常28日で行われ、古い細胞は剥がれ落ちて新しい細胞に生まれ変わり美しい肌を保つことができます。
しかし、加齢により肌の新陳代謝が低下すると、ターンオーバーにかかる日数が増え、角質層が厚くなり肌がくすんで黒ずみが目立つようになります。
メラニンの沈着
紫外線、過剰な皮脂、ニキビ、吹き出物などにより皮膚に炎症が起こると、肌にあるメラノサイトから黒色の色素を含むメラニンが分泌されて沈着し、黒ずみが起こります。
とくに、鼻は、顔のなかでも高い部分のため、日に当たって紫外線の影響を受け、黒ずみが起こりやすいといえます。
また、皮脂を分泌しやすく毛穴が多いため、ニキビや吹き出物もできやすく、黒ずみが目立ちやすいのです。
そして、鼻に黒ずみが起こっているときの皮膚は、
✅毛穴に黒っぽいものが詰まっている
✅毛穴が黒い点状に見える
✅毛穴の周りが黒ずんでいる
✅触るとザラザラする
✅日焼けをしている
という特徴があります。
当てはまる特徴が多い人ほど、鼻の黒ずみの状態は悪化していて改善するまで時間がかかるといわれています。
また、上述で紹介した特徴は、それぞれ原因が異なるため、自分の肌の状態に応じて適切な対処を行うことが大切です。
中学生でも簡単に家にあるもので鼻の黒ずみをとる方法を紹介
鼻の黒ずみやポツポツ汚れは鏡を見る度にひどく気になるものです。
お子さんも、小学生のうちは綺麗なすべすべな肌でも、中学生になると肌荒れに悩みだす子も多いのではないでしょうか。
そんな時、自宅にあるもので簡単にとることができるとしたら、非常に嬉しいですよね。
ただし、SNSで話題になる鼻の黒ずみ対策はいろいろです。
誤った対処を続けることで黒ずみが悪化し、後悔する結果となりかねません。
鼻の黒ずみの原因と正しい対処法や予防ケアを知り、きれいな肌を目指しましょう。
家にあるもので簡単にきれいにできる方法を5つ見ていきますよ。
ベビーオイルと綿棒で取り除く
適量のベビーオイルを小皿などに用意し、綿棒の先端を浸します。
ベビーオイルの使用量が少ないと肌に負担をかけるので、ひたひたになる位までしみ込ませることが大切です。
次に、鼻の表面をマッサージします。
ベビーオイルを浸した綿棒の先端を鼻にあて、表面をなでるように動かします。
強くこすらず、優しく動かすことがポイントです。
マッサージの途中で滑りが悪く感じる時にはベビーオイルに再度浸し、黒ずみの気になる部分全体をお手入れしましょう。
終わったら表面に残ったベビーオイルをティッシュでふきとり、いつも通りに洗顔します。
この時に洗顔料を使わず、ぬるま湯のみですすぐのはやめましょう。
よく泡立てた洗顔フォームを使用し、汚れをきれいに落として下さい。
オリーブオイルで鼻パックする
綿棒を使用するお手入れの摩擦刺激に抵抗を感じる人は、オリーブオイルによる鼻パックがおすすめです。
オリーブオイルは、人間の皮脂の主成分「オレイン酸」を豊富に含むオイルで、鼻に塗り、一定時間放置してから落とすことで、角栓や黒ずみを取り除くことができます。
方法はまず、オリーブオイルを手の平に出し、体温で温めます。
次に温めたオリーブオイルを鼻に塗り、1〜2分なじませ、そして指の腹を鼻にあて、小さな円を描くように動かして、角栓をほぐします。
最後に洗顔料を使用し、オリーブオイルと角栓を洗い流して終わりです。
黒ずみケアに使用するオリーブオイルは、美容用オリーブオイルを選択しましょう。
食用オリーブオイルの中には精製度が低い商品もあるので、鼻パックに不向きです。
オイルの中に含まれる細かい繊維などが刺激となって、肌トラブルを招いてしまうリスクがあるので気を付けましょう。
洗顔前に蒸しタオルでパックする
ベビーオイルもオリーブオイルも家にない。
そんな時には、ハンドタオルのみで行う黒ずみケアもあります。
蒸しタオルで2分から3分程度パックを行うことで、毛穴を大きく開かせましょう。
①.タオルを水でしっかり濡らして緩めに絞ります。
②.加熱中に乾燥するのを防ぐためラップに包みます。
③.500〜600wのレンジで30秒〜1分を目安に温めます。
④.温かさが足りなければ、様子を見ながら10〜20秒ずつ追加で温めてください。
洗顔後に蒸しタオルでパックする
そもそも鼻の黒ずみや角栓は、肌の生まれ変わりが行われる際に排出される存在です。
しかし、肌の乾燥や加齢などの影響で生まれ変わりが滞ると黒ずみや角栓の排出がうまく進まず、ポツポツ目立ってしまいます。
そこで考えられる対策は、洗顔後の蒸しタオルパックによって顔の血行を促進し、肌の生まれ変わりを後押しするお手入れです。
洗顔後の蒸しタオルパックによる黒ずみ対策は、一定期間の継続による変化を期待するお手入れです。
即効性を期待しにくい代わりに角栓や黒ずみのできる原因に焦点をあて、きれいな肌への生まれ変わりを促進することができます。
乳液洗顔(乳液ピーリング)を行う
乳液によって硬くなった肌をほぐし、古い角質をとりのぞくお手入れです。
古い角質をとりのぞくことでターンオーバーを促進し、鼻の黒ずみを解消する働きが期待されますよ。
鼻の黒ずみとる方法で中学生がやってはいけない事とは
鼻の黒ずみやぼつぼつが気になる時、手で押したり引き抜いたりしていませんか?
鼻の角栓を引き抜くお手入れは、毛穴の周囲の肌を傷つけ、メラニン色素の生成を活性化するリスクがあります。
メラニン色素の生成を促し、黒ずみを悪化させるリスクも伴うので、控えましょう。
毛穴ケア専用のピンセットや毛抜きを使用するとしても、周囲の肌を傷つけるリスクを伴うことは同様です。
無理に引き抜いてはいけません。安易な挑戦は控えましょう。
まとめ
小鼻の黒ずみに悩んでいる方は、たくさんいらっしゃいますが、原因や簡単なケアの方法は、意外と知らないものですよね。
スキンケアは続けることが大事なので、すぐに効果が出なくても、是非今から続けていきましょう。
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