購入したお守りは大切に取り扱うということが大事と言われていますが、実際にどのくらいの期間大切にしていてよいのか気になる方も多いのではないでしょうか。
古いお守りを持ち続けるのはだめなのでしょうか?
そこで今回は気になるお守りは何年持つのか、期限があるとしたらその後はどうすればいいのかをご紹介していきます。
気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。
お守りの効果に期限ってあるの?
お守りの期限は目安として1年と言われることが多いです。
1年間、そばで神様が悪運を吸い取って下さるので、効力がやはり弱まってしまうと考えられているそうです。
悪い運がお守りの中でいっぱいになってしまっているイメージですね。
また、初詣という習慣から考えてサイクルがある1年という期限になっているとも言われています。
例えば初詣で購入したお守りを翌年の初詣でお焚き上げしてもらい、新しいお守りを買うというサイクルですね。
1年守って頂いたということに感謝できるという点でも、目安の1年は区切りとして必要なのではないかとも考えます。
また、恋愛成就や、学業・合格祈願などのお守りだと、願いが叶った時点で、神社へお返し、お礼参りをするという場合もあるようです。
この場合は1年といわず、叶った時点になりますね。
目安は1年ですが、お守りの内容によって、日数は変わってきそうですね。
お守りの目安期限を種類別にご紹介
先ほども少しご紹介しましたが、まとめて目安の期限は1年なのですが、お守りの種類によって少しずつ異なるそうです。
こちらではお守りの種類別に期限をご紹介していきますので、細かく知りたいという方は合わせてチェックしてみてくださいね。
厄除け
厄除けのお守りは1年もしくは3年とされています。
前役、本厄、後厄と3年続くので、同じお守りを3年持ち続けるか、1年ごとに交換するかとされています。
3年同じお守りにするか、1年ごとに変えるかは気持ち次第となっているようです。
同じお守りと3年間を乗り越えるのも素敵だと思いますし、1年ごとに気持ち新たに乗り越えていくのもいいのではないかとも思います。
交通安全
交通安全は、1年もしくは車交換時、または効果があったとされる時点で返納するのがよいそうです。
車交換時となると長らく同じお守りを使うこととなると思いますが、そこは気持ちの考え方次第で大丈夫なのだそうですよ。
長く大切にしていたいと思う方は同じお守りでもいいのではないでしょうか。
また、効果があったと感じる場合、事故を回避した、軽傷で済んだという場合は神様が守ってくれたものとし、すぐにお礼参り、返納にいきましょう。
そして新しいお守りをお迎えして感謝するといいようです。
学業・合格祈願
学業・合格祈願は、1年もしくは目標の受験、大勝負が終わった時に返納しにいくのがよいとされています。
日程が分かっているものは、終わったらすぐに返納するのがよいそうです。
また、受験後も気を抜かずにお守りを丁寧に扱いましょう。
返納するまで丁寧にお守りを持っていることは、見守ってくださったことに関する感謝の気持ちも伝えることにつながりそうですよね。
恋愛・縁結び
恋愛・縁結びは、1年もしくは願いが叶ったと思った時に返納するのがいいとされています。
恋愛は成就するまでは1年ごとに必ず返納し、新しくお守りを購入するのがいいそうです。
1年の間に良い出会いがなかったとしても、必ず感謝の気持ちを神様に伝えにいきましょう。
健康
健康祈願は、1年ごとに返納するのがいいそうです。
健康に過ごせたことに感謝をし、また新しくお守りを購入していきましょう。
古いお守りを持ち続けるのはダメなの?何年も持つのは逆効果?
期限の目安は1年とご紹介しましたが、では長く持ち続けているとバチが当たってしまう?と思うかもしれませんが、どうやらそういうことではないようです。
お守りは神様が守って下さるものとなり、怒ったり、バチを与えたりするものではないとされています。
どうしても汚れてしまったり、悪運を吸いきってしまって効力が落ちてしまうということはあるのだそうですが、長く持ち続けていてだめということや、逆効果ということにはならないようです。
好きなデザインであったり、思い入れのあるお守りであったり、事情があって持ち続けたいと考えているお守りはそのまま持っていてもいいのではないでしょうか。
絶対に1年という期限があるわけではないので、大切に、神様を信じる心があれば、何年も持っていても問題なさそうですよね。
新しくお守りを交換することも良いですが、古いお守りを信じて大切にしていればその分思いが通じて守ってくださるのではないでしょうか。
古いお守りの処分方法を紹介
古いお守りを持っていて、新しいお守りと交換したいと考えた時、どのような方法があるのでしょうか。
神社やお寺でお焚き上げ・返納箱へお返しをする
まず代表的なのは、購入した神社やお寺でお焚き上げしてもらうこと、もしくは返納箱へお返しすることです。
もし購入した神社やお寺が遠方でなかなか足が運べないという場合は、近くの神社やお寺でもよいとされています。
この時、感謝の気持ちを込めながら返納することが大切です。
守って下さったお礼を伝えましょう。お寺の場合は宗派があるため、購入したお寺と宗派の同じお寺に返納することも大切なのだそうですよ。
また、神社に行く時間がなく、自分で処分したいという場合ですが、ゴミ箱へそのまま捨てるのは控えましょう。見守って下さった神様を粗末に扱ってしまうことに繋がります。
自分で処分をする場合
自分で処分する際はお清めの塩を使用しましょう。
白い紙と塩を用意し、半紙の上にお守りをのせ、そこに塩をかけ、神様にお礼を述べましょう。
そして紙でお守りをつつみ、その後は燃えるゴミとして処分してよいそうです。
できれば半紙と粗塩がよいそうですが、どうしてもない場合はコピー用紙と通常の塩で問題ないそうです。
気持ちが大切となってくるので、しっかり感謝の気持ちを込めてつつみましょう。
神社へ郵送してお焚き上げしてもらう
また、神社によりますが、郵送でお焚き上げを受け付けしている場所もあるようです。
遠方で足が運べないけれど、きちんと購入した神社にお返ししたい場合、一度調べてみてもいいかもしれませんね。
もし郵送を受け付けている場所であれば、郵送してみてもいいかもしれません。
郵送にする際も気を付けておくことがあり、まずは、封筒にお焚き上げ希望と書き、お守りは半紙につつみましょう。
そして、お焚き上げ料を同封することも必要となっています。
お焚き上げ料のお支払い方法をHPなどで確認するか、もし記載がなければ問い合わせてみましょう。
ですが、記載のなかった場合の相場としては、返納するお守りの値段が目安となるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
神様に見守ってもらえるお守りは、持っているとパワーが出るような、そんな心強さがありますよね。
お守りは目安としては1年、願いが叶った時が期限となりますが、思い入れがあるお守りなどは長く大切にしていても問題ないようです。
何よりも自分の神様に対する気持ちが大切となっているので、古いお守りでも大切なものと考えて長く一緒にいるのも素敵ですよね。
返納する際も感謝の気持ちを忘れずにいましょう。
神様のパワーを感じて毎日を素敵にすごしていきたいですね。
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