部屋の床や枕に髪の毛が落ちている光景をよく見ませんか?ブラッシングや髪の毛を洗う以外でも髪の毛は毎日抜けているんです。
特に梅雨の時期は抜けやすいと言われていることをご存知でしょうか。
梅雨や季節の変わり目は、頭皮へのダメージを与えてしまう時期のため注意して過ごす必要があります。
そこで今回は、梅雨時期や季節の変わり目の抜け毛対策として原因や抜け毛の量などを知り、適切な防止対策法を解説していきます。
抜け毛が気になっている人は、これを参考に対処していきましょう。
梅雨時期に抜ける髪の量が凄い!1日に抜ける量はどれくらいが普通?
毎日髪の毛が抜けるといっても一体どれほど抜けているんでしょうか。
わざわざ数えることはないと思いますが、不意に気になりますよね。
一般的に1日に抜ける髪の毛の量は50~100本が平均的だと言われています。
「多くない!?」とびっくりしてショックを受けるかもしれませんが、髪の毛は約10万本もあるため全体の0.1%が抜けている計算になります。
0.1%だとそこまで気にする必要もないかとも思います。
しかし、毎日50~100本は抜けているのにさらに抜け毛の量が多い時期があります。
それは「梅雨」です。
梅雨時期は、100~200本ほど抜けたり、髪の毛を傷めるなど頭を悩ませる時期です。
部分的に抜けるわけではなく、全体が均等に抜けていることが多いので抜け毛を気にしない人も中にはいます。
ですが、抜けやすい時期に対策を取らないと、時期に関係なく抜けやすい髪の毛になる可能性があります。
梅雨時期や季節の変わり目に抜けやすい原因は、特有の理由があります。
私生活や日頃の行動に少し工夫を加えれば回避できることだってあるので、まずは特有の理由を探ってみましょう。
梅雨や季節の変わり目に抜け毛が増える原因とは?
抜け毛の原因は様々ありますが、梅雨時期と季節の変わり目に視点を置いて詳しく解説していきますね。
思い当たる点があれば改善していく予知があるので、しっかり原因を知りましょう。
高温多湿による頭皮環境の悪化
梅雨時期は、ジメジメとした湿気が多い時期です。
もちろん汗もかくと思います。
汗拭きシートで肌の汗は拭き取ることはでき、髪の毛はタオルで拭くことができますが、頭皮までは拭くことができませんよね。
そのため頭皮に汗が蓄積して皮脂が多くなったり毛穴が詰まったりして菌が繁殖します。
頭皮環境の悪化が梅雨時期の大きな原因です。
雨による菌の繁殖
雨がよく降る梅雨時期は髪の毛や頭皮が濡れることがあります。
濡れた髪を放置していると、ゴミやホコリが付着しやすくなり不潔な髪の毛になります。
清潔な髪の毛や頭皮に比べると菌が繁殖しやすく、頭皮の炎症も引き起こす可能性が!
菌や炎症は頭皮を傷つけることになるので、抜け毛を促進させる原因に繋がります。
梅雨時期に抜け毛の量が多いのは雨のせいかもしれませんね。
多量のスタイリング剤による汚れ
湿気が多いと思うように形をつけれなかったりまとまらなかったりと、ヘアセットができないことはありませんか?
こういったときはいつもより多くのスタイリング剤(ワックスやスプレーなど)と使いがちだと思います。
スタイリング剤を使用することが原因で、髪の毛にゴミや汚れが付きやすく、頭皮の毛穴にスタイリング剤が詰まってしまう恐れがあります。
紫外線
紫外線は一年を通して私たちに降り注いでいます。
気象庁データによると5月中旬から9月中旬あたりが一番紫外線が強いと分かっています。
そのため、特に梅雨から真夏は気をつけないといけません。
紫外線によって皮脂を酸化させ、毛根を萎縮させるため成長が抑制されてしまいます。
そのうえ髪の毛は抜けた後も生え変わりますが、紫外線によって抑制されるため、徐々に薄毛になることもあります。
季節変化による自律神経の乱れ
季節の変わり目は気温の変動が大きく影響して、血管が収縮しやすく頭皮の血流が悪くなります。
その結果、髪の毛に成長に必要な栄養が浸透せず抜け毛の量が増えてしまいます。
梅雨時期や季節目の変わり目の抜け毛対策法を紹介♪
抜け毛対策をすればストレスなく日々を送ることができると思います。
1本も抜けないというわけではないですが、抜け毛の量を減らすことは可能です。
これから梅雨時期や季節の変わり目の抜け毛対策法を7つご紹介しますよ。
意外と身近なことを変えていくことで対策できちゃうので実践してみてくださいね。
濡れ髪・蒸れ髪を防止する
髪の毛が濡れないように大きめの傘を使用したり、吸収性の高いタオルを持ち歩き「濡れたら拭く」を意識してこまめに行動することをおすすめします。
濡れた髪を放置していると蒸れてしまい菌が繁殖してしまうので要注意です。
しっかりと髪の毛を洗う
まず髪の毛を濡らす前にブラッシングをして髪の毛の絡まりやゴミを取り除きます。
次にぬるま湯で十分にすすいでからシャンプーをしっかり泡立てて洗います。
ポイントは、シャンプー前にしっかりブラッシングをしておくことです。
洗い終わったらタオルドライだけではなく、ドライヤーの温風で乾かしてから冷風で仕上げるとキューティクルが閉じ込められます。
丈夫な髪の毛に仕上がるので梅雨でも抜け毛の量が減り、ダメージを受けている頭皮には刺激の弱いアミノ酸系のシャンプーを使用しましょう。
スタイリング剤の使用方法を見直す
ワックスなどのクリームタイプは、一度手に取り頭皮に付着しないよう必要な部分にだけつけるようにしましょう。
スプレータイプは、15~20cm離して髪の毛に吹きかけると、頭皮に付きづらいため意識して噴霧してください。
スタイリング剤をつけている状態で雨に濡れると、手穴に詰まりやすくなります。
外出時は濡れないように気をつけてくださいね。
頭皮ケアをする
ヘアケアはよく耳にすると思いますが、頭皮ケアに注目したシャンプーやコンディショナーを使用することも一つの手です。
頭皮環境を整えることで、日頃のダメージを緩和する効果が得られるので、是非頭皮ケアをプラスしてみてください。
紫外線対策
外出時は帽子や日傘を利用するか、日焼け止めスプレーを髪の毛につけて紫外線対策をすることもおすすめです。
日傘は雨天でも使える晴雨兼用の傘を利用すると万が一雨が降っても対応できます。
紫外線対策は梅雨時期だけではなく、季節の変わり目にも役に立ちますよ。
こまめに洗濯を行う
梅雨時期は換気をしていても湿度が高いため枕カバーや帽子などに菌が繁殖しやすいです。
こまめに洗濯をしてよく乾燥させてから使用してください。
頭が触れるもので洗えるものは定期的に洗うようにしましょう。
ヘルメットやカチューシャなど洗えないものは、ウェットティッシュなどで汚れを拭き取ってくださいね。
ビタミンを摂る
季節の変わり目は体調不良などで食事が偏ることがあります。
栄養不足になりやすい季節の変わり目でも意識してビタミンを摂裏ましょう。
果物や野菜を摂ることをおすすめしますが、難しい場合はビタミン剤や栄養ドリンクでも大丈夫です。
まとめ
梅雨時期や季節の変わり目は、何かと頭皮にダメージを与えていることが分りましたね。
毎日髪の毛は抜けるものなので、「抜けてる」と気にする必要はないので安心してくださいね。
一番気を付けたいことは、頭皮の炎症を引き起こさないことです。
炎症が起きてしまうと、抜け毛の量が一気に増えてしまい病院に行くことになります。そうならないようにも、日頃から抜け毛対策を心がけてください。
髪の毛は容姿の印象を大きく左右する大事なものです。
抜け毛の量は対策次第では減らすことができます。できる範囲で対策を実践して抜け毛シーズンにも負けない頭皮をキープしましょう。
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